日本がバカチョン社会を目指していいのか? [謙虚にオピニオン]
リンナイのガス湯沸器の一酸化炭素中毒事故関連のニュース→http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/38959/
リンナイの問題についていえば、やはり換気扇を回さずに室内排気したら、不完全燃焼するのは自然の摂理。
まぁ、うっかり換気扇回し忘れたり換気扇が何らかの理由でうまく機能しなかったときに備えて不完全燃焼感知装置を付ける、フェイルセーフの発想は必要だと思いますが、そもそも小学生レベルの燃焼の基本的原理、換気の必要性を理解していない人、理解しようともしない人の存在を前提とするようなフールプルーフ*な社会を日本が目指していいのだろうか、という疑問が拭えません。
(*注)foolproof:フールプルーフカメラと言ったら、バカチョンカメラのこと。ちなみに、時々誤解している人がいるので念のため言っておきますが、バカチョンの“チョン”という言葉はそもそも、朝鮮半島の民族に対する差別とは全く無縁の言葉です。
ちょっと乱暴な言い方だというのを自覚しながら、アメリカに住んだ経験から言うと、アメリカはフールプルーフ社会の典型だと思います。例えば、貧しい人も節約という観念が全くなく、冬の暖房を使い放題使った挙げ句に、お金が無くなって暖房が使えずに凍え死にそうになると行政に泣きつくのです。最近は若干変わってきたらしいですが。
フール(バカ)が不利益を全く被らずに生きて行かれるフールプルーフ社会には、2点の問題があると思います。
1.高コスト社会になる。
2.一種のモラールハザード、つまりは利口になる意味が失われて誰も努力しなくなる 。
特に2.は格差拡大社会の潜在的な要因になりかねないと密かに僕は危惧しているのです。
小泉内閣〜安部内閣に批判的な人の中に、格差拡大社会を問題にする人がいます。僕も確かに格差の拡大は良いことではないと思いますが、反小泉・反安部の人たちの主張を聞いていると、バカチョン社会を構築することによって格差社会の下の方にこぼれてしまった人たちを救おうとしているようなのです。
僕は述べてきたように、それでは本当の格差はますます拡がると思います。救済(すなわち社会のバカチョン化)によってどんどん格差が拡大し、救済をさらに強化しなくてはならなくなるという悪循環は、根本的な格差解消に逆行する姑息的手法でしかないと思います。
安部内閣の「美しい国日本」という政策スローガンは確かにイマイチわかりにくいところもあるのですが、日本人は皆が利口になろうという努力を惜しまないところが美徳であったと思います。安易にバカチョン社会を目指すことは、日本の美徳を失うことになりかねません。
バカチョンの<チョン>には意味があるのですか?
擬音語とか、擬態語のようなバカに添え付けた意味の
なさない言葉なのでしょうか・・・?
本題より気になってしまいました。すみません!
僕には朝鮮の血が流れているもんで・・・、、、
by 新鮮組 (2007-02-13 20:58)
>新鮮組
“チョンの間”の<チョン>と同じ語源です。
by あめちん (2007-02-13 21:09)
我々を馬鹿にするな。
by 朝鮮日報 (2007-02-14 00:17)
こんにちは、根無し草と申します。
読んでいて安心しました。読売の記事に頭に来ていたので
もう少し落ち着いて物事を考えることができないのかと、あきれていたところでした。
みんながガスやガス器具を狂気の道具と考えているようで怖かったモノですから。
使いこなすことが難しい世の中になったのでしょう。
by (2007-02-14 19:22)
>根無し草さん
コメントありがとうございました。根無し草さんのブログ記事も読ませていただきました。センセーショナリズムも限度を超えると読んでて気分が悪くなりますよね。
by あめちん (2007-02-16 00:50)
あなたは典型的な「ヘタレ保守」ですね。
対内的には市場原理、弱者切捨ての新自由主義を叫び、対外的には強い国の日本に憧れ国家主義を叫ぶ。本来、新自由主義と国家主義は対立する概念であるにも関わらず、ご都合よく解釈し、弱者を叩くと自分が勝ち組になったような気がする、日本が強くなると自分が強くなったような気がする、とオナニーにふける。
まあ、あなた自身が負け組み貧乏人にならないうように、がんばってください。
by リバタリアン (2007-02-26 05:37)
リバタリアンさん
書きこみありがとうございます。書きこみの意図が分からないのですが、ブログの記事の内容を批判するならともかく、ブログの記事から僕自身のことを評価するような書きこみは、「荒らし」目的と考えるのが普通でしょう。となると、以下のレスはリバタリアンさんを喜ばす以外の意味がなくなりそうですが、とりあえずレスします。
「ヘタレ保守」という言葉もその定義も今まで聞いたことなかったのですが、あなたが上に書いているのが「ヘタレ保守」の定義だとすると、自身の自己評価とは随分違っていると、僕としては思います。
せっかくご心配と激励をいただきましたが、僕自身は負け組になっても貧乏人になっても構わないと思っているのです。勝ち組や金持ちだからといって傲慢な成金根性を持ったりしない、負け組や貧乏人になったとしても卑屈で心のすさんだ負け犬根性(その裏返しとしての対社会アグレッション)を持たず、「分をわきまえて」「ボロは纏えど心は錦」な自分でいたいと思いますし、そんな人間が多い日本であったらいいと思うのです。
僕が受けた印象ではリバタリアンさんは、
・建設的な議論を交わす目的はなく、専ら自分と考え方が違う人に対する嫌悪ストレスを解消するために中傷するのが動機。
・脳味噌負け組の頭では中傷したくても恥を晒すだけになってしまうので、「ヘタレ保守」だの何だの、他人が言葉遊びで言ったに過ぎない定義(libertarianもそれとあまり変わらない気がしますが)を借りてきて、そのカテゴリーに他人をはめ込むことしかできない。
何だかとても哀れに感じてしまいました。
by あめちん (2007-02-26 13:10)
可哀想この人。本当のオナニストなんだ…。
by アベ (2007-07-04 07:50)
オナニストっていう言葉が出てきたので…
オナニストでも、オナニーで自身が気持ち良さを感じて満足しているだけの自己完結的オナニストは、他人から可哀想に思われようとも比較的人畜無害ですよね。
しかし、他人から認めてもらいたいタイプのオナニストっていうのが始末が悪い。要するに、「ボクってこんなに気持ち良いオナニーができるんだよ。スゴイでしょ、オナニー上手だって褒めてよ!」みたいなことをアピールする輩。
アベさん、どう思いますか?
by あめちん (2007-07-04 12:59)